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知る人ぞ知る「大見なんば」の郷土料理

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大見では秋になると、家の前に赤い唐辛子を干してある家を見かけます。

この赤い唐辛子は「大見なんば」と呼ばれ、地域の方によると大見でのみ食べられている唐辛子だそう。大きめで実が厚いのが特徴で、辛みはほとんどありません。

今回はこの大見なんばの食べ方を紹介したいと思います!

家庭に伝わる「大見なんば」の食べ方

①大見なんばは天気の日に1〜2週間ほど外で干します

②干した大見なんばを半分に切って中の種を取り除きます

③②の大見なんばを30〜40分くらい湯がいて、お湯をきり水につけて冷やします

④冷めた大見なんばの皮をむきます

(爪で引っ掻くように端から皮をはぎます、この時うまくむけるものとそうじゃないものがあるそうです!)

(いつでも使えるように皮をむいた状態で、冷凍保存される方も多いそうです!)

⑤里芋の皮をむいて柔らかくなるまで湯がき、お湯をきる(今回は8個くらい)

⑨別の鍋に だし汁150cc  味噌大さじ約2杯 砂糖大さじ約2杯を入れ砂糖が溶けるまで加熱して、冷ましておく

⑩鍋にサラダ油をしき、皮をむいた大見なんばを炒める

11.⑨の味噌を少し入れて味をつけておく

12.里芋を入れて、残りの⑨のだし味噌を全て入れて水気が減るまで炒め煮する

完成!!

小芋と皮をむいた大見なんばの果肉に、甘い味噌が絡んで美味しい♬♬

この大見なんばは秋の終わり〜春にかけての冬の保存食であり、法事やお参りごとには必ず出されていたそうです。

出汁を使わない家庭があったり、甘み・塩加減は家によって違うそうです。

大見におばあちゃんから伝わっている郷土料理いかがでしょうか!?

大見に来られた際には、地域の方に一度お話を聞いて見てくださいね♬

 

取材協力:大見のSさん  感謝いたします! 

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竹生島の緑を守ろう!

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本日は竹生島タブノキ保全活動にびわ南小学校の6年生と参加してきました!こちらは地域まちづくり連絡会現地研修の一環です。

パワースポットとしても有名な竹生島ですが、数年前からカワウの繁殖により、自生のタブノキが被害を受けていました。

タブノキはカワウの巣作りで枝が折られ、フンの過剰な肥料分で枯れてしまうそうです。

竹生島の緑を守るため、竹生島のタブノキの芽を持ち帰り苗まで育て、また竹生島に植樹する活動が始められました。

8回目の今日も、育てられた苗を植え、みんなで自生した芽を探しポットに保護する活動をしました。

(植樹や芽の採取の写真は活動に夢中になりすぎて撮り忘れました😭)

小学生たちも、一生懸命タブノキの芽を探していました✨✨

地道な活動で、着実に成果を残しておられるびわ地域づくり協議会さんや、保全活動に関わる皆さん、本当に素晴らしいと思いました❗️✨✨

P.S. 船から虹が見えました🌈